テクニカルでリアルな実働訓練

令和４年９月４日、品川区西大井公園を訓練メイン会場として、品川区内約７箇所において「令和４年度 東京都・品川区合同総合防災訓練」が実施されました。本年の訓練は、「地域特性を踏まえた訓練」、「防災DX」、「住民による自助・共助及び行政や各防災機関との連携」をテーマに実施されました。品川区らしい密集住宅地の街並みを訓練会場に再現し、最先端技術が住民を守る防災DXを前面に打ち出したとてもテクニカルでリアルな実働訓練となりました。弊社は各会場の設計・設営と防災DXの映像・伝送・配信・中継等を担当させていただきました。印象深いのが、思い描いていた昔ながらの品川区の街並みを仮設で製作できたことと、秒単位で進む防災DXの進行を何とかご要望通りに実施できたことです。防災DXの見せ所では、各防災機関が保有するハイスペックのドローンが５基同時にフライトして様々な被災地映像や情報を伝送する訓練シーンもありました。

現地からYouTubeLIVE配信実施

※当日の実動訓練の様子は、こちらからご覧いただけます。

映像関係のインプットだけで何と10回線以上をスイッチングし大型ビジョンで放映、同時に現地からYouTubeライブ配信を実施し、会場内では高性能WiFiインフラを新規構築しての展開となりました。

とてもスケールの大きい難度の高い訓練業務であっただけに無事終了しホッとしたことを思い出します。今後、この訓練で培った教訓やノウハウを他の訓練に活かしていければと期待が膨らむ貴重な体験でした。