冬の屋外イベント【施工編】
みなさん、こんにちは。
先日のコラム記事では、式典案件に纏わる冬の屋外イベントの防寒対策についてご紹介させていただきました。今回は「会場設営・施工スタッフ」の防寒対策についてご紹介します!
▼前回のイベント防寒対策コラム(式典編)はこちら▼
冬の屋外イベントはどんな種類があるの?
雪もあるし寒いけど、冬に屋外で行うイベントって何?と疑問に思う方も多いかと思いますが、冬(雪)だからこそ開催される屋外イベントがあります!いくつかご紹介させていただきますね。
「イルミネーション」
冬は空気が澄んでいるので、一段とイルミネーションの光が美しく輝きます。
12月24日のクリスマス・イヴ、25日のクリスマスに合わせてイルミネーションを開催するところも多いですよね。
↓中島公園で開催されたイルミネーション事例
「雪像・氷像」
北海道の冬は「日中でも氷点下になる」地域があるほどとにかく寒い!11月後半から初雪が降り出し、12月には本格的に雪が降り始め根雪となります。こうなってくると雪かきとの戦いがはじまります。そんな気候だからこそ出来る雪像・氷像イベント。ご存じの方も多い、さっぽろ雪まつりの大雪像は間近で見るととても迫力があります。また、雪像・氷像の展示の他に子どもたちが遊べる、雪・氷でできた滑り台などの「アトラクションイベント」や、飲食や物販のブースが出展するなど見る以外の楽しみも沢山あります。
他にもキャンドルイベントや、かまくらイベントなど冬ならではのイベントがありますね!
↓氷像をバックに写真撮影ができるフォトスポット事例
スタッフの防寒対策
実際に数々の冬イベントの会場施工を経験してきた弊社スタッフに「どんな防寒対策をしている?」と聞いたところ
「防寒対策も大切だけど、同様に作業のしやすさも重要視している」との回答が。
作業のしやすさを配慮しながらの寒さ対策とは、一体どんなものなのでしょうか?
ニット帽子・マフラー・ネックウォーマー
頭や耳には「ニット帽子」首は「マフラー」又は「ネックウォーマー」。そして、顔の下半分は「フェイスウォーマー」で冷たい風が直接肌に触れるのを避けつつも温めることで防寒対策をします。
目出し帽もいいですよね。一昔前は”目出し帽”と聞くと、プロレスラーのマスクのような目と口の部分が繰り抜かれたものをイメージしがちでしたが、今はスノーボードや冬の登山などに向けたスタイリッシュで機能的な商品がアウトドアブランドからも発売されています。英語では”ski mask”、”balaclava(バラクラバ)”と呼ぶそうです。
服装
できる限り「重ね着」をしたいところではありますが、重ね着をしすぎてしまうと動きづらくなり作業しづらくなってしまうので、支障が出ない程度に重ね着をします。
また、作業中は動き回り汗もかくので”あったかインナー”は着用しないことの方が多いです。
(あったかインナーは、濡れると乾きづらく汗で逆に体が冷えてしまう可能性が大です!)
貼るカイロ
カイロで「お腹」「背中」「腰」を温めます。冷えは足元からくるので「靴下」にもカイロを貼ります。
そして、「手首」にもカイロを貼ります。アームウォーマーを使用することで、カイロが落ちにくくなります。
冬の屋外イベントでは”貼るカイロ”が大活躍しますね。
手袋・防寒靴
手袋や靴も防寒性の高いものを選びます。防寒手袋は裏起毛がついている物が多く暖かいのですが、指先を使うような細かい作業には向いていません。そこで編み出したのが「薄手のゴム手袋」をした上から「作業用革手袋」をするという方法!暖かい訳ではありませんが多少は寒さを凌げます。素手で行うと凍傷になってしまいますからね。
防寒靴については、暖かいのはもちろんですが滑らない物を選びます。滑って怪我をしては大変ですし、大事な機材や造作物などを運んでいる際に転んで破損してしまってはもっと大変です。その為にも手袋・靴選びは妥協しません。
その他
・休憩中に温かい飲み物や食べ物をとる
→体の中から温める為に、こまめに温かい飲み物を飲んだりします。
・「お辞儀を10回する」
→作業する前にウォーミングアップとしてお辞儀(90度下げる)を連続で10回すると体が温まります。
もしみなさん、これ以外にも良い温まり方を知っていたらアンカー社員にお教えください…。笑
最後に
最後までお読みいただき、有難うございました!
次回は雪や氷を配慮した冬現場のお話ができればなと思います。
極寒に負けない熱いアンカー!を今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。