イベント開催による感染対策のポイント
イベント開催による感染対策のポイント
新型コロナウイルス感染症拡大により、今やイベント実施にあたって”感染対策”は必須ですよね。
今回は数多くのイベントに関わる私たちがイベントの感染対策ポイントについてご説明します!
イベント主催者様やイベントを検討中の方は、ぜひご参考ください!
1.国が定める「イベント開催時の感染対策」について
内閣官房サイト「新型コロナウイルス感染症対策」を見ると、イベント開催にあたっての詳細が掲載されています。
【イベント人数上限・収容率】
500名収容可能な会場と15,000名まで収容可能な会場を例にすると
感染防止安全計画を策定し、都道府県による確認がある場合
500名まで収容可能な会場の場合 → 500名まで(=収容率100%)
15,000名まで収容可能な会場の場合 →10,000名まで(=イベント人数上限10,000人)
…のように、最大収容人数か収容率のどちらかを守るようにします。
上記に加え対象者全員検査実施をした場合
500名まで収容可能な会場の場合 → 500名まで(=収容率100%)
15,000名まで収容可能な会場の場合 →15,000名まで(=会場収容定員までOK)
…というように、会場の収容率100%であれば人数に制限はありません。
さらに、感染防止安全計画を策定無しの場合
大声ありの場合は、500名まで収容可能な会場の場合 →250名まで(=収容率50%)
大声なしの場合は、500名まで収容可能な会場の場合 →500名まで(=収容率100%)
15,000名まで収容可能な会場の場合は、どちらも人数上限は5,000名までなので5,000名までとなります。
【ちなみに、大声ありの定義は?】
・観客等が通常よりも大きな声量で、反復・継続的に声を発すること
・声出しを積極的に推奨する
つまり、スポーツイベントで観客が応援歌を大きな声で歌っていたり
コンサート等で観客と出演者が大声でレスポンスし合ったりするのを許可しているイベントです。
【感染対策ポイント】
●飛沫感染対策…適切なマスク着用(不織布マスクを推奨)
●イベント会場における人と人の適切な距離の確保
【大声なしの場合】人と人が触れ合わない間隔
【大声ありの場合】前後左右に最低1メートルの距離確保(座席の場合は1席)
●換気対策
●接触感染対策…こまめな手洗い・消毒の徹底・会場内の消毒実施・適切な距離
●イベント前の感染対策…発熱等がある場合、来場自粛の呼びかけ
●感染拡大対策…参加者への感染対策について周知
●出演者やスタッフの感染対策…健康管理・検査実施など
これらは当たり前のようにアンカーでは取り組んでいます。
>>実際にイベントの感染対策補助を行なった記事をご覧ください
※重点措置 区域、緊急事態 措置区域ではまた制限が違います
※詳細は内閣官房サイト「新型コロナウイルス感染症対策」をご覧ください
https://corona.go.jp/news/news_20221125_01.html
2.全イベントに関わる感染対策ポイント
さて、それではイベント別の感染対策のチェックポイント!
まずはどのイベントにも当てはまる感染対策はこちら
【周知方法の例】
●イベント開催前にHP掲載やメール等で周知
●イベント会場内でのポスター掲示
●スタッフによる会場アナウンス周知 etc
【周知内容】
●マスク着用、咳エチケット
●手洗いや手指消毒の徹底
●入場時の検温
●発熱関連の症状がある方の入場制限
イベントに関わらず、スーパーやレジャー施設などでも行われている感染対策です。
3.コンベンション・講演会・セミナー・研修・セレモニーの感染対策ポイント
(イベント例)
・社内全国大会
・研修・講演会
・成人式、入社式 など
【感染対策ポイントはこちら】
●手指消毒
●検温設置
●飛沫パーテーションの設置
●備品の定期的消毒
●会場入場口やトイレ、行列が生じそうな場所に間隔標識の設置
●座席は最低1m以上あける、又は1席ごと離して設置
●定期的な会場内の換気
3つの密と言われる「長時間の密閉空間」「密集場所」「密接場面」が気になるイベントですね。
人が多く集まり一定の場所に密集するイベントなので、定期的な換気・消毒が必須となります。
空気清浄機を使用して定期的に換気することが必要ですが、用意できない場合は30分に1回、5分ほど窓を空けるといいですね。
4.フェスティバル・企画展・展示会・見本市での感染対策
(イベント例)
・商品展示会
・パネル展
・お客様感謝祭
・フードイベント など
【感染対策ポイントはこちら】
●イベント入場事前予約制、時間区切りなどをして密集を避ける仕組みを作る
●手指消毒
●検温設置
●受付・休憩場所に飛沫パーテーションの設置
●備品の定期的消毒
●会場入場口やトイレ、行列が生じそうな場所に間隔標識の設置
●座席は最低1m以上あける、又は1席ごと離して設置
●定期的な会場内の換気
多くの人が行き交い、コミュニケーションをする場も多いイベントです。
事前予約を必須にすることで、人数把握・管理をして密集を避ける仕組みをしたり
同時測定可能の自動体温測定サーマルカメラがおすすめです!
また、イベント出展者様のブースごとの感染対策も大事ですね。
●手指消毒
●検温実施
●ポスターやモニターディスプレイを豊富に設置
●備品等の定期的な消毒
●飛沫防止パーテーション設置
マスク着用・飛沫パーテーションにより声が聞きづらいことも多いので、ポスターやモニターディスプレイを豊富に設置するのがおすすめです。
ノベルティはアルコールスプレーやウェットティッシュ・使い捨てマスクなど“感染対策グッズ”が良いですね。
5.スポーツイベントでの感染対策
(イベント例)
・社内運動会
・選手と子供達が触れ合うスポーツフェスティバル
・マラソン大会 など
【感染対策ポイントはこちら】
●手指消毒
●検温設置
●受付・休憩所・観覧席・更衣室の飛沫パーテーションの設置
●備品の定期的消毒
●会場入場口やトイレ、行列が生じそうな場所に間隔標識の設置
●休憩所・観覧席の座席は最低1m以上あける、又は1席ごと離して設置
●定期的な会場内の換気
●運動やスポーツ外ではマスク着用をお願いする
●飲食物を提供するにあたっては、使い捨て容器提供・個々での提供を実施
●大声での声援や会話を控えてもらうようにHP掲示・ポスター掲示・アナウンス
接触・飛沫などが気になるイベントです。選手や参加者、声援者様への感染対策が配慮されます。
青春は密ですからね、しっかり感染対策が必要です。
6.最後に
さて、イベント種類ごとに感染対策ポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
通常イベント開催時よりも、大きめの会場を用意したり、配置スタッフの人数増、
感染対策の制作物も増えて、イベント主催者様のコスト負担は大きくなりやすいですよね。
もし、少しでもコストを抑えたい…という方は、オンライン開催やハイブリット開催なども検討してみてはいかがでしょうか?
オンライン開催についてご紹介
ハイブリット開催についてご紹介
アンカーでは、リアル・オンライン開催どちらも対応が可能です。
お客様の目的に合ったイベント提案をさせていただきますので、まずは一度ご相談ください。