一度はやってみたい「鏡開き」。 レンタル酒樽を使って低予算でできます!
こんにちは。プランニング部の岩本です。
以前のコラムでは、「初めてでもできるくす玉割り」と題して、くす玉の魅力と準備に必要な物、流れになどについて書かせていただきました。
今回は、式典といえばこれ!の第三弾。「鏡開き」について掘り下げてみたいと思います。
酒樽を使って盛大に!会場が一体になる「鏡開き」
昔から、お正月にお供えした鏡餅を、1月11日に割って家族みんなで分け合って食べることを「鏡開き」といいますよね。神様から力を頂き、新しい一年を元気に健康で過ごせるとされています。
酒樽の蓋を木槌で叩いて開く儀式も同じく「鏡開き」と呼びます。
調べてみると、酒屋さんでは、まるくて平らな酒樽の上蓋のことをその形から“鏡”と呼ぶそうです。その“鏡(蓋)”を割って、お酒を振る舞いみんなで飲み交わすから「鏡開き」と言うんですね。「鏡割り」と言わないのは、 “開く”の方が末広がりを意味し縁起がよいというのもあります。
日本酒は、神酒として供えられ昔から神事には欠かせない神聖なものですよね。
酒樽を使った「鏡開き」は、実はレンタル品を使って意外とお手軽にできます。
結婚式やパーティーなどのお祝い事で使用される機会が多いので、ホテルの宴会担当の方からよくお問い合わせを頂きます。司会者の「よいしょ、よいしょ、よいしょー!」の掛け声で、会場も一体となり、木槌を使って鏡(蓋)を開いた瞬間はとても盛り上がります。
私たちイベントレンタル会社が扱う酒樽は、酒屋さんが取り扱っているものと少し違います。より簡単に扱えるような工夫がされています。
鏡開きをやりたい! 必要なアイテムは? レンタル酒樽の工夫って?
必要なアイテムはシンプルです。
酒樽・木槌・柄杓・一合枡。あとはお酒。(お酒はお客様でご用意頂いております。)
華やかに見せる、酒樽の置き台もご用意できます。
レンタル酒樽の上蓋はあらかじめ3〜4枚に割れています。その蓋を樽の上に乗せるだけで準備はOK。あとは木槌で軽く叩くと上手に割れるような仕掛けになっています。また、樽の中は実はステンレスの入れ物が入っていて上げ底になっています。使用するお酒の量も少なくてすみますし、衛生的です。
私たちがレンタルで取り扱っている酒樽のサイズは4斗樽(W600×D600×H600)というものです。本来は満タンで4斗=72リットルの容量ですが、上げ底の為4分の1の量の18リットルですみます。100人くらいまで対応できます。
木槌の持ち手には紅白のリボンを巻いたものをご用意しています。
鏡開きを成功させるポイント
上手に鏡開きをするコツは、満杯まで入れないこと。満杯まで入れてしまうと木槌で叩いた時にお酒が飛び跳ねてしまいます。八分目程度におさえるのがポイントです。前述で18リットルの容量とお伝えさせて頂きましたので、14リットル程度入れるのがおすすめです。
お酒は、鏡開きをする場所に酒樽をセッティングしてから入れましょう。お酒を入れてから移動するとお酒がこぼれてしまいます。
上蓋は、少しずらして設置するのもポイントです。叩いた時に樽の中に蓋が落ちやすくなりセレモニーが一発で決まります。何度も叩いても中々割れない!という失敗が少なくなります。
私たちは鏡開き用品のレンタルから、式典の進行や運営まで行います。
困ったら一度私たちにご相談ください。