コラム

頼りにしている仲間のちょっとした、はなし-金物製作編-

頼りにしている仲間のちょっとした、はなし-金物製作編-

イベントを開催するために必要なすべての商材が札幌市の隣、石狩市に集結する。

アンカーの倉庫入り口から入ってすぐの場所に、様々な道具が並んでいるスペースがある。

それが彼の作業場。

今回は金物製作や資材全般の管理のすべてを担う

渡辺のちょっとした、はなし。

 

 

日々金物と向き合う

10代から金物一筋。

就職したばかりの時は掃除のみをする毎日。

その際も当時の先輩の技術を盗み、

厳しい世界で技術を磨いてきた。

道具にもこだわりをみせ、作業場にはさまざまな工具が壁一面に並んでおり、

自分の出番がくるのを待っている。

 

 

金物の製作というのはとても繊細で、

要望に合わせて、ひとつひとつミリ単位で調整していく。

かなりの日数をかけて作り上げる。

 

1人で全ての工程をこなしているため、

製作作業をしている時は、うかつに話しかけられないほど真剣な表情をしている。

 

以前、鉄脚の製作時に私も色塗りをやってみたものの、

後から綺麗に修正されていたことも…。

 

経験値と技術がなければ色塗りひとつもできません。

 

その鉄脚というのは、イベントに使用するごく一般的な折りたたみテーブルの脚に取り付けるもの。

取り付けるだけで簡単に高さをあげ、立ち飲みができるハイカウンターテーブルにすることができます。

 

 

▼その鉄脚を使ったイベントはこちら!

 

金物を辞書で引くと、「金属製器具の総称」と書かれています。

一口に金物と言っても、使う人の立場や環境によってイメージするものが違うと思います。

一般的な人は「鍋・釜・包丁」を思い浮かべるでしょうし、

大工さんなどの建築系の人は「釘・蝶番」などを思い浮かべるでしょう。

 

 

金物製作に必要な技術の一つに溶接があります。

簡単に説明すると、金属を溶かして接合すること。

溶接したい部分に熱を加え、

金属が溶け、

溶けた部分が一体化して冷え固まる。

 

簡単な説明のわりに

完全な自動化が難しいため器具の使用や設定、作業者の技量に

その完成度が左右されてしまう。

 

金物製作ってかなり繊細!

渡辺の技術無くして完成はしません。

 

この写真は溶接の例です

職人と新人その差は歴然

▼プロ/新人(この写真は溶接の例です)

 

職人は一日にしてはならず。

 

そんな彼の仕事は金物製作以外にも。

倉庫のことは彼に聞けばわからなことはないほど熟知している…。

 

もうなんでも屋です!

 

今日も一点を集中してオリジナル商品を作りながら・・・

倉庫でも現場でもその存在感を放ちます。

 

 

日々のこと

愛犬の散歩から1日が始まる。

家族の誰よりもお世話をし散歩をしているのに、

あまり懐かれていないのはここだけの話。

そんな渡辺は腰が痛いといいながらも、

日々体に鞭を打って頑張るムードメーカー。

 

今日も石狩には彼のガハハハという笑い声が

響き渡っています!

 

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この記事を書いた人

岩本 江美

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