やり方教えます!初めてでもできるくす玉割り
こんにちは。プランニング部の岩本です。
以前のコラムでは、「テープカットマニュアル」と題して、初めての方でもこのコラムを読めば、テープカットができてしまう内容をお届けしました。
今回は、式典といえばこれ!の第二弾。
「くす玉」について掘り下げてみたいと思います。
見た目のインパクトが大!「くす玉割り」
くす玉の魅力はやはり、なんと言っても、「見た目が華やか」ということです。くす玉自体もお花で飾られたもの、金色でピカピカしているものなどが多く、吊るされているくす玉があるだけでワクワクした気持ちになりますよね。
くす玉が2つにパカっと割れ、中から垂れ幕やリボン、紙吹雪がパッと出てくるとその場がより一層盛り上がります。
華やかでインパクトがあってとてもいいのですが、テープカットのようなお手軽感はありません。くす玉を吊るすための仕掛けや造作など設営準備に一手間かかります。
そして、くす玉を行う際は必ず本番前にリハーサル(実際に試しに引いてくす玉を割ってみる)をしてください。
・取り付け位置(高さ・向き)はよいか?
・スムーズに開くか?
・中の垂れ幕が綺麗に見えるか?
屋外で行う場合は、風の影響なども考えなければいけません。
「くす玉割りをやってみたいけど、なんだか大変そうだなー。」と感じた方は私たちにお気軽にご相談ください。
くす玉をやりたい!必要なアイテムは?
基本的なアイテムはテープカットと同じです。
〜標準的なアイテム一式〜
・くす玉(大きさは様々。場所や規模によって選びましょう。)
・垂れ幕(自由に文字入れできます)
・紅白ロープ(くす玉を開く際に引っ張る紐)
・テープカット用スタンド(くす玉を開く前に紅白ロープを固定しておきます。)
・赤カーペット
・白手袋(紅白ロープを引く人数分+アテンド分用意)
・黒盆(白手袋をセット。胸章をセットする場合も使用)
・胸章(来賓は赤、主催は白という場合が多い)
・音響機材(司会者や来賓、主催挨拶、ファンファーレに使用)
・テーブル・白布付き
一番大事なのは、くす玉をどのように設置するか?です。
くす玉の依頼を受けた場合、まずは会場の状況をヒアリングさせていただきます。
可能であれば会場の下見をさせていただきます。
〜確認事項〜
屋内か?屋外か?
会場の広さはどれくらいか?
参加される人数は?規模はどれくらいか?
屋内の場合、天井の高さはどれくらいか?
くす玉を吊るす為の造作の設置は可能か?
など。
これらをお聞きし、くす玉を実施する為の最適な方法をご提案させていただきます。
式典としてのくす玉のルール(施工例有)
くす玉割りは左右に分かれた2本のロープを引いて行われます。
基本的には、ロープを引く方は左右に扇状に広がって並びます。
くす玉が開いた時、真ん中に垂れ幕がおりてくるので、真下には立たないようにしてください。
〜アルミトラスを使った施工例〜
〜セレモニーの流れ〜
スムーズに進行するには、進行台本がかかせません。
セレモニーの流れの大枠は以下の通りです
−開会宣言
−主催者挨拶
−来賓祝辞
−祝電披露
−紐を引く方のお名前読み上げ&引く位置までの誘導
−白手袋配布
−写真撮影
−くす玉割り
−閉会宣言
私たちは運営マニュアルや進行台本の制作も行います。
立ち位置の記載、運営スタッフの動き、司会者の原稿等全てお任せください。
次回は、「式典界の宴会部長」鏡開きについて書かせていただこうと思います。