頼りにしている仲間のちょっとした、はなし-備品レンタル編
イベントを開催するために必要なすべての商材が札幌市の隣、石狩市に集結する。
アンカーの倉庫にはイベントに必要な備品が多数保管されています。
地域のお祭りから大規模イベントまで、必要に応じて出庫されるレンタル備品たち。
今回はそんな備品の準備、メンテナンスを管理している鈴木のちょっとした、はなし。
レンタル備品て?みんながイベントでよく見る物はほとんどがレンタル!
たとえば成人式には
紅白幕、胸章
夏ごろになると地域のお祭りに使う
台付鉄板やガスコンロ、焼き鳥器、ドラム缶コンロ
トングやヘラ、大きな鍋(よく給食でみるあれです)
綿菓子機にポップコーンメーカー
太鼓、バチ、半被
クリスマス時期になるとツリー、装飾品
アンカーでは式典に使う幕から地域のお祭りイベントで使う縁日用品、飲食イベントで使う調理器具など、季節の行事ごとに様々な備品を保有しています。正直ここでは書ききれないほどで、「え!そんなものまでレンタルであるの?」とたまに驚かれます。
様々な式典備品
長年イベントに携わってきていますが、新年最初のお仕事はほぼ例年、「成人式」です。
年が明けると同時にこれらの準備が始まります。
アンカーでは成人式以外にも、出初式、開通式、開所式など式典の実績が多数あります。
式典でよく使うものは紅白幕、胸章、白手袋、黒盆、リボン等。
それらを管理しメンテナンスをするのが鈴木の仕事。
紅白幕は、しわがあるとアイロンをかけ、
一枚一枚確かめながら準備していきます。そして現場へと送り出します。
レンタル品は現場が終わると必ず戻ってきます。戻ってきた商品をまた次の現場の為に、破損はないか?汚れはないか?とチェック、メンテナンスをし倉庫に戻します。
大きな現場になると紅白幕の数量も膨大。それを一人で一手に担ってくれています。
マイクリボン、ポールリボンは1つ1つ手作りです。
その技術は代々受け継がれ、現在鈴木が担当しています。
めぐるように受け継がれて今でも変わらず手作りリボンが活躍しています。
夏の祭りのあとのイベント備品…。
特に大変な大物…台付鉄板。
台付鉄板は夏祭りの定番フード「焼きそば」「フランクフルト」等を作るのに欠かせない商品。
この時期には、台付鉄板が大量にレンタルされ、次々それが返却されると一瞬、時が止まります。
それからは時間との戦いです。なにしろ次に出庫される日が迫っているので。量をこなすことに力を注ぎながらもいかに綺麗に仕上げるか。
まずは動作確認。壊れているところはないかをチェック。
次に鉄板に洗剤をつけおきする。
しばらくたってから焦げをとる。
全体をくまなくふきあげる。
最後に再度動作確認。
文章に書くと簡単そうに聞こえますが
これが本当に大変。まず焦げが取れない…。
それが綺麗に取れた時は心の中でガッツポーズ。その瞬間が一番気持ちいい。
これを繁忙期になると1日以上かけてメンテナンスします。
最近はコロナ禍でお祭りイベントが開催される事が少なくなり鉄板の出番がない。
台付鉄板の需要が増える日を想像しながら、他の商品のメンテナンスにあたっています。
「忙しいと走馬灯のように時間が過ぎるけどやっぱり準備は緊張する。ここぞ!って時を想像しながらじゃないと続かない。丁寧な仕事で次のイベントをスタンバイしています!」
と鈴木は言います。
日々のこと
ドラマを見るのが好きで、休憩時間にはおやつを食べながらよくドラマの話で盛り上がるそう。
こんな時間を過ごせるのも鈴木の人柄があってこそ。
コロナ禍でも変わらずにいてくれてありがとうございます。
▼レンタル商材の新型コロナ感染対策も万全です。