プロクト導入秘話
ご無沙汰しております。ご無沙汰しすぎたかもしれません。
イベント事業部アンカー管原です。
今回は弊社が2018年に導入し2019年から本格的に運用している
フロアシステム「PROKT(プロクト)」
の導入についてお話を少し。
プロクトとの出会い。
PROKTに出会ったのは冷たい風が吹き始め、これから冬を迎えようとしている2017年ドイツでした。
弊社はドイツから大型テントを輸入しているのですが、世界中の顧客をドイツに招待して開催してる展示会「TENT EXPO」に参加した際、その展示会に出展していたスペインのイベント会社との出会いが始まりです。
TENT EXPOでは大型テントのみならず、イベントに欠かせない様々な商材を扱っている会社が多数出展しております。
テントクリーニングマシン、空調機器、床材、イベント用ファニチャー、照明、杭打ち機etc.
その中で1社フロアシステムを展示している会社があり、最初はなんとなく「ふーん」という感じで流し見をしていたのですが、2回目あたりで通りかかった際にデモンストレーションをしており、
「なんじゃこりゃぁ!?」
と軽く衝撃を受けました。
一見してみると普通のステージなのですが、仕組みなどの説明を聞きながらデモンストレーションを見ていると、まぁ、よく細部まで考えられて作られていたのです。
話を進める前にこの会社の説明をさせていただくと、スペインにあるイベント会社で業務内容は弊社と同じような事をやっているのですが全然違いました。
後日、スペインに訪問し(スペイン道中記はまたの機会で)手掛けた開催中のイベントを見せてもらったのですが皆さんご存知、かの有名なフットボールクラブチーム「バルセロナ」のプロモーションイベントを行っていたり、馬術大会のゲストハウスを2F建ての大型テント(ダブルデッカーと言います)で設置し内装も手掛けていたりと(このダブルデッカーの内装と外見が本当にテントとは思えない設営で腰を抜かしました)素晴らしい仕事をしているイベント会社なのです。
ただ、1点だけ真似したくても真似できない事がありました。
それは「アルミ」の造形も自分たちで行っているという事でした。
押出、加工、変形すべてを自分たちでやっているからこそこのフロアシステムが完成したのでしょう。
話が逸れましたが、如何に使いやすく・如何に効率よく・如何にコストを抑えるか・如何にスタイリッシュにを考えて作られたからこそ素晴らしい仕組みのシステムになったのだと思います。
プロクトの虜、、、。
展示会に同行していたS(現制作部リーダー)とT(現施工部リーダー)も、話を聞くやいなやすぐこのシステムの虜となりました。
なんと言っても
レベル調整をミリ単位で簡単に行うことができ、システムも簡単で分かりやすく、しかも耐久性もしっかりしている。
透明の天板を使用すれば、水(海やプール)の上に設置し今までにない使い方が可能となり、照明を仕込めば幻想的な光る床の演出も可能。
その日のうちに是非とも弊社で導入したいという意見が一致しました。
その後、日本に戻り報告書を作成して後日スペインへ行き商談を行うことになるのですが、
導入に至るまで理解を得られるのが難しかったのを覚えています笑
今でもそうなのですが、このフロアシステム、どんなにプレゼンしても資料を見せても説明をしても「すごく良い」というのが伝わりにくかったのです。
(まぁ、私のプレゼンが下手だったのも原因としてありますが。。。)
ただ、一つだけ言えることがあります。
ご利用いただいたお客様も弊社スタッフもそうだったのですが、
一度使用していただければその良さをすぐに実感していただけるという事!
特に弊社スタッフはわかりやすかったのですが、訝しげにしていたスタッフはすぐに手のひらを返しました笑
コロナ禍で。
導入した年の冬から現在のコロナ禍となってしまい、予定していたイベントも中止となり中々日の目を浴びる機会は多くありませんでしたが、
営業スタッフの提案により今現在も様々なお客様にご使用をいただいております。
また、施工部の研究開発によりパゴダテントにも使用できる金属パーツを産み出し、日々研鑽を続けてフロアシステム「PROKT」は進化しております。
新たな場所で皆様のお目にかかる日を待ちわび、時にはおしかけながら良きパートナーを目指していきます。
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