頼りにしている仲間のちょっとした、はなし-サイン編-
イベントを開催するために必要なすべての商材が札幌市の隣、石狩市に集結する。
アンカーの倉庫のとなりにある事務所の2F。そこが彼の作業場。
今回はサインのすべてを担う叶野のちょっとした、はなし。
愛着のある旧プリンター
ColorPrinter W-54s
繁忙期には、毎日毎日100m以上を印刷し
休む時間もなく頑張ってくれた頼もしいやつ。
毎朝のルーティンは機械のメンテナンスからはじまる。
約30分、色を正確に出力するにはかかせない作業である。
冬になると室内の温度も気になるところ。
出勤時の部屋の気温はものすごく低い、というより寒い。
メンテナンスをしながら大事に大事に使ってきた。
もうかれこれ6年前から一台でフル稼働。
ところが、2021年のアンカーの繁忙期。この年は、W54sの想像をはるかに超えた出力量となり、
ColorPrinter W-54sがついに引退を迎えた。
機械だって毎日完璧な状態で出力できるわけじゃない。
メンテナンスをして機械の機嫌をうかがいながらコントロールすることだってある。
今なお、アンカーのサインの受注が絶えないのは、毎日ちゃんとプリンターが動いてくれて、
納期通り正確に綺麗なサインをきちんと届け続けてこられたからだ。
石狩に来てからこのプリンターと一緒にいた時間が長いからこそ、信頼している。
うまくいかないときだって、必ず最後には動いてくれた。ものすごく感謝している。
▼アンカー5つの力
▼(コラム)イベントをトータルでお手伝いいたします。
新入りのプリンター
ColorPrinter W-54sが引退をむかえ、
新しくやってきたプリンター、SC-S80650。
しかも2台。
やはり繁忙期に1台は業務的にも限界を感じて
2台でフル稼働。
新入りはなんと、いままで出来なかった
白色が出力でき、鮮やかな色彩表現、輝くような光沢感を実現。
ムラのない高画質印刷で、よりお客様にいいものが届けることができると確信。
人にも個性があるように、プリンターにも特徴がある。
やはりプリンターが変わってから、出力される色合いがこれまでと変わった。
特にイエローの発色が全然違う、と彼は言う。
お客様からも、“なんか変わった?”と、いい意味で気づかれることも多い。
自分がこの会社に入社してから初めて選び、購入したプリンター。
ちょっとした気づきだけど、うれしかったりする。
新しいプリンターでどんな製作ができるのか。
色の幅が広がった分きっともっと楽しいものができるんじゃないか・・・
期待しかない。
そしてやはりメンテナンスを大事に。
これからもアンカーのサインの“新しい“は続きます。
▼サインて面白い!「THEサッポロビアガーデン」
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日々のこと
毎朝作業場の温度を気にすることから一日が始まる。
パソコンに向かい、出力オペレーター・サイン製作。ときどき図面も描く。
機械の機嫌をみながらの作業。昔に比べて便利にはなっているが、やはり人がコントロールする必要がある。
日々の業務を進めていくなかで、毎日、同じクオリティーを保ち続ける事は意外と難しい。
直接的にイベントに関わる日の目をみる部署ではないけれど、新聞やニュース等に自分で製作したサインが映っていたりすると、とても誇らしく感じると叶野は言う。
▼思い出の現場